満願寺窯より
満願寺から
雨の中の楽しみ
ここ小国郷は雨の多い町。
湿気が多く部屋の中もカビが生えやすいですしうんざりもしますが、
雨からもらう植物もエネルギーもすさまじく、田んぼの中にオレンジに輝くこんなお花を見つけました。
やぶかんぞう(藪萱草)
ユリのような美しさでもともとユリ科だったそうですが、
DNA解析をもとに今はススキノキ科に分類されているそうです。
夏に咲く花を見て今年も夏が来たなって思います。よく似たノカンゾウ(野萱草)は
一重の花びらです。
こちらは「またたび」の葉
疲れはてた旅人が山中でこの実を食べたところ、たちまち元気を回復し、
「また旅」をすることができたことからマタタビだそう。猫が酔っぱらうことで有名なあれですね。
初夏にだけ白く変わる、ちょうど半夏生の時期に半化粧をしているようにもみえますね。
梅雨明けが見えてきました。そろそろカラッと晴れてほしい小国だよりでした。