満願寺窯より
満願寺から
カレー皿考察
今日は、陶器のことを。器のことを。カレー皿のことを。
カレー皿というとどのようなものを想像しますか?
ひとくちにカレー皿といってもいろんな形があります。
その前に、
ひとくちにカレーといってもいろいろあります。
欧風カレーやジャパニーズカレー、スパイスカレーにもいろいろあり、細分化するとキリがありません。
なので極論言うとカレーを盛ればカレー皿。と僕は考えます笑
ですがそれだけで突き進むのは道が険しすぎるので、ちゃんと考察を。
スパイスカレー屋さんに行くと平たくフチの広がっているリム皿をよく見かけます。
多分インスタグラムの写真で映えやすいようにこの形の器が多用されているのだろうと思うのですが、
僕はスプーンで食べる料理にこのような器が使いにくく苦手です。手で食べたくなります。
なのでカレー皿はなるべくフチが反り返るようなお皿もしくは、
スプーンに具が乗るスポットがある器にしたいというのがあります。
しかしそのように使い勝手を求めると面白みがなくなって、
作る意義を失ってしまいます。
なので使い勝手と面白さの線状を探して作るのですが、よくわからなくなり一旦離れることが多々。
ただ、カレーが乗ってしまえばカレー皿としては完成です。
ですがまだまだ僕の中でカレー皿はずっと未完成な気がします。
未完成ですが、カレー皿オンラインストアにもアップしていますので、のぞいてみてください。